Story.01
暮らしも仕事も地域の中で、と築100年超の古民家へ 空き家と移住希望者をつなぎ、農村の自然と農業を守る
鶴巻耕介さんは2014年、神戸市北区淡河町の古民家へ移り住みました。以前から携わっていた淡河地域のまちづくり活動に、自らも地域に根を下ろしてかかわりたいと考えたからでした。現在は、兼業農家として農村地域での創業や就農のサポートに関わり、農村定住促進コーディネーターとして活動しています。とはいえ、代々その地で暮らしてきた人から古民家を譲り受けるのは容易なことではありません。なぜ円滑に移り住むことができたのかを探るため、古民家の元所有者である上野晃さんに加わっていただき、お話を伺いました。