対策の第一歩「家族会議」

対策の第一歩「家族会議」

空き家について、いざ考えようと思っても最初の一歩がわからないことってありますよね。
そんな時こそ、家族で気軽に話すことから始めてみましょう!

「わが家」の未来について、
楽しく話してみよう!

家族会議は深刻なものではなく、思い出を語り合ったり、家族の気持ちを知ることで、「こんなことができないかな」と夢を広げ、解決策を見つけるきっかけになります。
お盆やお正月といった家族が集まる時。記念日など、みんなの気分が明るい時。休日のティータイムなど、みんながリラックスしている時。こういったタイミングで、気軽に楽しく「わが家」の未来について話し合ってみましょう。

  • 未来に
    ついて
    考える
  • みんなの
    気持ちを
    知る
  • 解決策を
    見つける

家族で話してみたいテーマ

将来、誰かが住む予定はある?

今の家をどうしていきたいか、少しだけ考えてみましょう。
これからも住み続けるなら、将来は管理や売却を家族に任せることになるので、家族信託や生前贈与によりあらかじめ家族に権限を託しておく方法もあります。また、少しずつ家財を整理しておくだけでも家族の負担が減り、自分の気持ちも軽くなります。
もし住み替えを考えているなら、今の家をどうするかも話し合っておきましょう。管理が難しそうな場合は、早めに管理代行や売却・賃貸などの選択肢を検討しておくとスムーズです。

話し合ったらココを確認!

高齢期はどう暮らしたい?

いつかは迎える高齢期。
「住み慣れた家で安心して暮らしたい」という方もいれば、「バリアフリーの住宅に住み替えたい」「子ども・兄妹の近くに住みたい」という方もいます。どんな場所で、どんな時間を過ごしたいか、自分らしい暮らし方をイメージしてみましょう。その上で、家族とも思いを共有しておくと高齢になってからの選択がぐっと前向きになります。

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リノベするなら、どんな家にしたい?

せっかくリノベーションするなら、「どんな暮らしをしたいか」から考えてみましょう。家族が集まる広いリビングにするのか、それとも一人ひとりがゆったり過ごせる間取りにするのか。理想の暮らしによって必要な工事や費用は変わります。
また、冬の寒さや夏の暑さを和らげる断熱対策や、老後を見据えたバリアフリー化も大切です。予算の上限や優先したいポイントを家族で話し合っておくと、計画がより現実的で楽しみなものになります。

家族のみんなは家をどうしたい?

「子どもや孫に住み継いでほしい」と願っても、子どもたちの考えや生活の場所が違うこともあります。一方で、自分は手放したいと思っていても、家族がすぐには気持ちの整理をつけられないケースもあります。お互いの思いを尊重しながら、みんなが納得できる答えを見つけていくためにも、じっくり時間をかけて話し合いましょう。

家の相続はどうする?

遺言書で指定がない場合は、法定相続人同士で話し合って、どのように相続するかを決めることになります。その際、共有名義にすると売却や解体に全員の同意が必要になるので、手続きが進みにくくなることも。そうならないように、あらかじめ話し合って代表して相続する人を決めておきましょう。
また、2024年4月からは相続登記の申請が義務化されています。相続した場合は、忘れずに手続きしましょう。

迷ったらコレ!
家の未来を考えるお助けツール

空き家すごろくの表紙

空き家すごろく

空き家すごろくは、家族が集まる年末年始やお盆、大型連休などにぴったりです。
サイコロを振って進むうちに、気がつけばわが家の未来について自然と話が弾みます。

神戸市では空家等管理活用支援法人を指定しておりませんので、すまいるネットにご相談ください。

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住まいのエンディングノートの表紙

住まいのエンディングノート

これからの住まいや将来の希望を書き残しておけるノートです。
相続の際に役立つ制度や手続き、相談先も掲載しているので、大切な未来を考えるきっかけとしてご活用できます。

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家族で話したら、
次の一歩へ!

家族で話をして「こんな活かし方がいい」「売却も視野に入れたい」といった方向性が見えてきたら、専門家に相談するチャンスです。どんなことでも、お気軽にご相談ください。

空き家・空き地を含む住まい全般のお悩みに対応し、必要に応じて他の機関と連携しながら、相談対応・情報提供・啓発活動を行います。